片岡昌展 超次元アートと『ひょうたん島』 開催中の、池田20世紀美術館内のショップにて、関連商品コーナーを設けて頂いています。品揃えも7月より、少しづつですが増やしています。

特に、書籍は一般の書店ではあまり見かけない本ばかりで、普段は立ち読みして中身を確認する事ができないと思います。会場にお越しの際は是非書籍を手に取ってみて下さい。

また、Web上にも関連商品ショップ 片岡昌展 超次元アートと『ひょうたん島』 ストア(Amazon インスタントストア) を設けています。こちらは会場ショップには置けなかったDVDや古本も紹介しております。

さて、当プロジェクトスタッフ Haruka のおすすめ商品は…

  • 緑化計画/ARBOR DAY 片岡昌とも繋がりの深いミュージシャン、翠川敬基氏のバンドのアルバムです。なんといっても、ジャケットがインパクト最強な「あのブタさん」。裏面はブタさんのお尻、ジャケットを開くと夕日に寂しくたたずむブタさんの姿を見る事ができます。一応、インプロビゼーションを中心としたフリージャズと位置づけられる作品ではありますが、中央アジアを思わせる民族音楽的なテーマが現れたり、静謐なソロからノイジーなセッションまで幅い広い演奏が一体となり、分類不能・一言では説明不能な音楽を生み出しています。何度聴いてもつかみ所の無い「謎」が残る音楽だから、さらに何度も聴きたくなる作品です。
  • 遊びの博物誌 1, 遊びの博物誌 2 昨日の記事 リアル・トポロジー 超次元の造形作品I でも紹介した書籍です。科学,アート,遊びの中間領域に位置するアートや表現、玩具やパズルやゲームを紹介しています。75年から77年にかけての新聞連載をまとめたものですが、今読んでも「こんな楽しいアイデアがあったんだ!」と驚かされる内容になっているのは、人間の知的好奇心のあり方は根源では不変であるからかも知れません。
  • 須田輪太郎が語る「ひとみ座」人形劇の60年 人形劇団ひとみ座 創設者の1人、須田輪太郎氏へのインタビューを通して、ひとみ座の60年史、戦後の人形劇の発展を追う事ができる本です。ひとみ座の創設前後の様子や「ひょっこりひょうたん島」制作の舞台裏等、貴重な資料となっています。Amazonや一般の書店では入手が難しいので、会場ショップで手に取っていただくか、 現代人形劇センターへFAXで注文(注文用紙提供:パペットパーク) して下さい。また、日本の近代の人形劇史に興味がある方へは、より客観的な 加藤暁子/日本の人形劇 1867‐2007 もおすすめします。