2009年12月某日に、片岡昌の逗子にあるアトリエを訪問しました。うっそうとした木々の奥にある自宅兼アトリエは、彼の作品世界を彷彿とさせるよう穏やかなユーモアを讃えた、飄々としたたたずまいでした。

木をふんだんにつかったアトリエにはやわらかい自然光が入り、曲線的な丸みをおびたしつらえの手作りの家具やオーディオ機器が設置されており、なんとも心地よい空間でした。